コレギウム・ムジカーレ Collegium Musicale
Collegium Musicale コレギウム・ムジカーレ
延期 2020年4月3日(金)19:00開演→
2021年3月24日(水)19:00 日本福音ルーテル東京教会(中止)
Program
C. グラウプナー
Christoph Graupner(1683-1760)
■パッション・オラトリオ
(2019年 Antoine Schneider
編)
■序曲(組曲)ハ短調 GWV 413
ソプラノ 藤崎美苗 澤江衣里
アルト 青木洋也
テノール 中嶋克彦
バリトン 加耒 徹
オーボエ 森 綾香
ファゴット 永谷陽子
ヴァイオリン 原田 陽
ヴァイオリン 池田梨枝子
ヴィオラ 島田 玲
チェロ 山根風仁
オルガン 山縣万里
全席自由 前売4000円/当日4500円
ご予約・お問合せ:オフィスアルシュtel.03-3565-6771
チケット取扱い:イープラスe+
https://eplus.jp/sf/detail/3180810001
東京古典楽器センターtel.03-3952-5515
後援:日本チェンバロ協会
Collegium Musicale vol.4 (終了)
ヴィヴァルディとゼレンカ 18世紀の教会音楽
2019年7月24日(水)19:00(18:30開場)
日本福音ルーテル東京教会
バロック最高の密度と繊細さ
対位法の極点、
ゼレンカの声楽曲を
郷愁のヴィヴァルディと共に
ソプラノ:藤崎美苗 澤江衣里
アルト:青木洋也
テノール:中嶋克彦
バリトン:加耒 徹
オーボエ:森 綾香 小野寺彩子
ヴァイオリン/ヴィオラ・ダ・モーレ:原田 陽
ヴァイオリン:池田梨枝子 廣末真也
ヴィオラ:廣海史帆
チェロ:懸田貴嗣
オルガン:山縣万里
■ヴィヴァルディ
Antonio VIVALDI (1678-1741)
Concerto for Viola d'amore, strings & basso continuo in d RV 393 ヴィオラ・ダ・モーレ協奏曲 ニ短調 RV393
Nisi Dominus RV
608
ニシ・ドミヌス「主が家を建てられるのでなければ」RV608
■ゼレンカ
Jan Dismas ZELENKA (1679-1745)
6 Lamentationis pro hebdomada sancta ZWV 53
「聖週間のための6つ哀歌」より
Lamentatio 1 .
聖木曜日の第一哀歌
Lamentatio 2
聖木曜日の第二哀歌
Regina Coeli in F ZWV 134 天の女王、喜びませ
Magnificat in C ZWV 107 マニフィカト ハ長調
...............................................
全席自由 4000円
2018.8/22 コレギウム・ムジカーレvol.3 終了しました、ご来場の皆様誠にありがとうございました。★次回は来年7月を予定しています。
Collegium Musicale コレギウム・ムジカーレ vol.3 ビーバーとケルル 17世紀ドイツとオーストリアの教会音楽
2018.8/22@日本福音ルーテル東京教会
Collegium Musicale 第3回
2018年8月22日(水)19:00開演
日本福音ルーテル東京教会
ソプラノ:藤崎美苗 澤江衣里
アルト:青木洋也
テノール:中嶋克彦
バス:加耒徹
ヴァイオリン&ヴィオラ・ダモーレ:原田 陽 廣海史帆
ヴィオラ:村松 龍 古屋聡見 飯 顕
ヴィオローネ:角谷朋紀
オルガン:山縣万里
Program
H.I.F. Von BIBER(1644-1704)ビーバー
・Harmonia Artificiosa-Ariosa: Partia VII
「技巧的で楽しい合奏」よりパルティータ第7番
Johann Caspar KERLL(1627-1693)ケルル
・Missa Non sine quare ミサ:ノン・シネ・クアーレ
Biber ビーバー
・Sonatae tam aris quam aulis servientes
祭壇または宮廷用ソナタ集より
・Requiem in F minor レクイエム ヘ短調
全席自由 4000円 (終了)
ご予約・お問合せ:オフィスアルシュtel.03-3565-6771
★今回のプログラムについて原田陽さんに聴きました。
ケルルとビーバー
二人はほぼ同時代に活躍した作曲家。ケルルは北ドイツ生まれ、ローマに学びウィーン 等ヨーロッパ各地で活躍、当時としては国際的な作曲家でした。一方ヴァイオリン作品が良く知られるビーバーは、主にザルツブルクの宮廷で活躍した作曲家・ヴァイオリニストでした。
★聴きどころ
まず滅多に聴くことの出来ないケルルのミサ曲、そしてビーバーの器楽曲とレクイエムです。パルティータ第7番はヴィオラ・ダモーレという珍しい楽器(2挺)と通奏低音のために書かれた作品。
ヴィオラ・ダモーレは、6本の演奏弦と同数の共鳴弦を有する楽器で、独特の響きが特徴。17世紀を代表する 「ザルツブルクのレクイエム」といわれるビーバーの作品は、ヴァイオリン2、ヴィオラ3、そして通奏低音という内声の充実した器楽編成と、へ短調という 「暗い」調性による重厚な響きの中に5声の歌い手たちのソロやデュエットが散りばめられています。
原田 陽 Akira
Harada ヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ
東京生まれ。6歳でヴァイオリンを始める。13歳で渡米し、ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイに師事。17歳、当時最年少でパリ国立高等音楽院 第三課程に入り、 レジス・パスキエに師事。2004 年S&R財団よりワシントン賞受賞。現在、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラクラシカのメンバーとして主要国内外公演&録音に参加。
2015年、寺神戸亮氏とモーツァルト協奏交響曲をヴィオラソロにて共演。2017年「アンサンブル・ヴァガボンズ」を結成。その旗揚げ公演に、マー ラー・大地の歌(シェーンベルク編)を演奏し好評を博す。横浜シティアンサンブル、カントゥス・エーブリウス、コンサートマスター。
廣海史帆 Shiho Hiromi ヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ
東 京藝術大学を経て、同大学院を修了。これまでに、佐々木晶子、久合田緑、田中千香士、原田幸一郎、若松夏美、アレッサンドロ・モッチアに師事。第22回古 楽コンクール〈山梨〉最高位、併せて栃木・蔵の街音楽祭賞を受賞。2007、08年、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団より奨学金を受け、サント・ヨーロッパ音 楽アカデミーに参加。NHK-FM「名曲リサイタル」、旧奏楽堂デビューコンサート等に出演。また、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベ ラ・クラシカ、レ・ボレアード、横浜シンフォニエッタ等の公演、録音に多数参加。
村松 龍 Ryo Muramatsu ヴィオラ
東 京音楽大学付属高等学校を経て同大学卒業。第49回全日本学生音 楽コンクール東京大会小学生の部第2位。読売新人演奏会出演。沖縄国際音楽祭、若い人のためのサイトウ・キネン室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラ・プロ ジェクトなどに参加。これまでにヴァイオリンを井上將興、清水高師、久保陽子、ヴィオラを店村眞積、河合訓子に師事。2010年NHK交響楽団入団。ヴィ オラ奏者。 N響メンバーによる室内楽でも活躍している。
古屋聡見 Satomi Furuya ヴィオラ
桐 朋学園大学音楽学部在学中にN響アカデミーに在籍・修了。2013年渡独し、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンに入学。在学中より、ベルリン・フィル ハーモニーをはじめ、ドレスデン管弦楽団などドイツ国内主要オーケストラにエキストラとして出演する傍ら、ソロ、室内楽、演奏会企画などの活動を行う。 2017年冬から翌春まで王立セビリア管弦楽団に期間契約団員として在籍。これまでに、江戸純子、Walter Kuessner に師事。
飯 顕 Akira Ii ヴィオラ
1987年 東京生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科(男女共学)を経て桐朋学園大学音楽学部在学中、大学4年次にヴィオラに転向後卒業、同大学研究科修了。現在、クラシックに留まらず、ポップス、ロック、和太鼓とのコラボレーションなど多彩な活動を展開している。これまでにヴァイオリンを波多野せい、石井志都子、ヴィオラを江戸純子、小林秀子、店村眞積、室内楽を原田幸一郎、ギュンター・ピヒラー、今井信子、毛利伯郎、原田貞夫、東京クヮルテットに師事。
角谷朋紀 Tomoki Sumiya ヴィオローネ
東京藝術大学器楽科卒業。コントラバスを宮澤敏夫、永島義男、西田直文らに師事。その後オランダ、デン・ハーグ王立音楽院にてバロックコントラバスをマギー・アークハルトに師事し大学院を修了。特にウィーン式のコントラバスについて調査・研究を重ね、イギリスの音楽雑誌“The Viol”に記事が掲載される。コンラッド・ファン・アルフェン、ジョン・エリオット・ガーディナー、シギスヴァルト・クイケンなどの指揮者のもとシ ンフォニア・ロッテルダム、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、ラ・プティット・バンドなど数多くのオーケストラ、アンサンブルにて演奏している。 11年、デンハーグピアノ五重奏団のメンバーとして第16回ファン・ワセナール国際古楽コンクール第1位、同時に最優秀演奏者賞を受賞。
山縣万里 Mari Yamagata オルガン
東京藝術大学音楽学部楽理科を卒業後、同器楽科チェンバロ専攻へ進学、在学中に安宅賞、卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。同大学院修士課程チェンバロ専攻を修了後、ソリスト・通奏低音奏者として活動を続ける。ソロの演奏会シリーズ《ひとり琴》を毎年開催。様々なオーケストラやアンサンブルの公演にチェンバロおよびオルガン奏者として参加するかたわら、主宰するアンサンブル《Duo Maris》《通奏低音組合
Continuo Guild》、クラシックからジャズやタンゴまで多彩なレパートリーを誇る《アンサンブル・エスプレッソ》、和楽器奏者とのコラボレーション企画など、幅広い演奏活動を積極的に行っている。